代表的なダニの種類とその特徴

ダニは血液を吸う寄生性のクモ形類で、世界中の様々な気候帯に生息しています。ライム病やロッキー山紅斑熱など、人やペットに危険をもたらす病原体を媒介することがあります。以下では、特に人間や動物に影響を与える代表的なダニの種類を紹介します。

シカダニ(Deer Tick)

シカダニはごま粒ほどの大きさ(約1.5mm)ですが、血を吸い満腹になると直径約6.4mm(1/4インチ)まで膨らみます。オスは全体が黒く、メスは赤い腹部を持ちます。主な宿主はシカですが、牛や馬、犬にも付着します。人に付くことはまれですが、付着した場合はライム病の主な媒介者となり、インフルエンザ様の症状や関節痛を引き起こします。

ブラウン・ドッグダニ(Brown Dog Tick)

シカダニと見た目が似ていますが、健康へのリスクは低いです。オスとメスはほぼ同形で、赤茶色、長さ約3mm(1/8インチ)です。メスは血を吸うと約12.7mm(1/2インチ)まで膨らみます。主に犬に付着し、人への付着は稀です。現在のところ、既知の病原体は媒介しません。

アメリカン・ドッグダニ(American Dog Tick)

このダニはロッキー山紅斑熱の主要な媒介者で、放置すると致命的になることがあります。色は赤茶色で、長さ約6.4mm(1/4インチ)ですが、血を吸うと約12.7mm(1/2インチ)に膨らみます。主な宿主はネズミ、鳥、アライグマ、犬、そして人です。

ロンスターダニ(Lone Star Tick)

成虫は約3mm(1/8インチ)と小型で、シカや馬などの大型哺乳類に付着します。体色は茶色ですが、メスの背中に白い斑点があります。アメリカン・ドッグダニに似た外見で、攻撃的です。ロッキー山紅斑熱に加えて、ツラレミア症やエルリキア症を媒介しますが、ライム病の媒介は確認されていません。

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