ダニが媒介する疾患の兆候と症状

ダニは動物や人の皮膚に付着し、血液を吸う小さな節足動物です。ダニは複数の重篤な疾患を媒介し、早期に兆候や症状を認識することで、重症化や死亡を防ぐ治療が可能です。

ロッキー山斑点熱(Rocky Mountain spotted fever)

かつては「黒いはしか」と呼ばれ、皮膚に黒っぽい発疹が現れます。主な症状は発疹、高熱、嘔吐、頭痛、筋肉痛、倦怠感、寒気、食欲不振です。早期に抗生物質で治療可能です。

ライム病(Lyme disease)

米国・カナダ全土で見られる細菌感染症で、心臓、神経系、関節に障害をもたらすことがあります。症状は発熱、頭痛、標的状(ブルズアイ)発疹、疲労感です。

バベシア症(Babesiosis)

ダニが媒介する寄生虫感染症で、無症状のままの場合もありますが、重症化すると致死的になることがあります。症状は発熱、寒気、頭痛、筋肉痛、発汗、倦怠感、嘔吐です。

ツラレミア(Tularemia)

致死的になることもあるダニ媒介の感染症です。症状は発熱、寒気、頭痛、下痢、関節痛、咳、倦怠感です。早期に抗生物質で治療可能です。

エールリキア症・アナプラゾーシス(Ehrlichiosis and Anaplasmosis)

同様の症状を示す二つの疾患で、異なる病原体が原因です。主な症状は皮膚発疹、発熱、寒気、頭痛、筋肉痛、嘔吐、倦怠感です。放置すると致死的または臓器障害を引き起こすことがあります。

ダニの種類の識別

これらの疾患を媒介するダニは外見が若干異なります。ダニの形状や斑点をメモしたり、後で検査できるように保存しておくと、後日発病した際の診断に役立ちます。

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