ダニに噛まれた時の対処法と治療ガイド
ダニは主に森林や草むらに生息し、体のあらゆる部位に付着します。付着後は体温が高く湿った部位(頭髪、鼠径部、脇の下など)へ移動し、長時間血液を吸い続けます。ダニはライム病などの重篤な感染症を媒介することがあります。
ダニの除去
ダニに気付いたらすぐに除去します。医療機関へ行く必要は通常ありません。細めで先が細いピンセットを使い、ダニの頭部(口器)をしっかり掴んで、まっすぐ上向きに引き抜きます。ピンセットを揺らしたり、ゆっくり抜こうとすると、口器が残ってしまう恐れがあるため注意してください。
医療機関を受診すべきタイミング
以下の場合は速やかに医師または毒物情報センターに連絡してください。
- ダニの体が完全に除去できない、または口器が残っている疑いがある。
- ダニが24時間以上付着していた可能性がある。
- 除去後に部位が赤く腫れたり、感染の兆候が見られる。
医師は必要に応じてダニを再除去したり、感染予防の処置を行います。また、ライム病、コロラド・ダニ熱、ロッキー山斑点熱、ツラレミアなどの疑いがある場合は血液検査を実施し、感染が確認された場合は適切な抗生物質などで治療します。
症状の観察
ダニに噛まれた直後に症状が出なくても、数週間後に発症することがあります。以下の症状が現れたらすぐに医師の診察を受けてください。
- 噛まれた部位の発疹や赤み
- 呼吸困難、麻痺
- 激しい痛みや腫れ、部位の違和感
- 全身の倦怠感や協調運動障害
