骨がんと下肢の痛み
骨がんと下肢の痛み
骨がんは、正常な細胞分裂が制御できなくなり、骨に腫瘍ができる疾患です。下肢の骨に発生する骨がんは、原発性(足そのものから発生)と転移性(他の部位から骨へ広がる)に分かれます。主なタイプは、骨肉腫(オステオサルコーマ)、軟骨肉腫(コンドロサルコーマ)、ユージング肉腫です。主な症状は、痛み、腫れ、しこりの出現です。
骨肉腫(オステオサルコーマ)
骨肉腫は子どもに最も多い骨がんで、骨形成細胞(オステオブラスト)から発生します。足や腕に痛みや腫れが現れることが典型的です。
ユージング肉腫
ユージング肉腫は小児に稀に見られる疾患で、骨内型、軟部組織型、末梢原始神経外胚葉腫の3種類があります。主な発生部位は胸部、下肢、骨盤、長骨の中間部です。
軟骨肉腫(コンドロサルコーマ)
軟骨肉腫は軟骨細胞から発生するがんで、成人(50〜70歳)に多く、腕、足、骨盤に発生します。骨がんの中では2番目に多いとされています。
がんの主な症状
体重減少や倦怠感、進行した場合は肺への転移で呼吸困難などがみられます。骨の腫れや痛みは関節炎や外傷でも起こりますが、症状が長引く場合は医師の診察を受けることが重要です。
