癌が原因の腰痛の治療法とは?
癌が脊椎に浸潤すると、骨が弱くなり激しい腰痛や機能障害が生じます。鎮痛薬だけでは十分な効果が得られないことが多く、外科的・非外科的な治療が必要です。
椎体形成術(Vertebroplasty)
椎体形成術は、癌で弱体化した椎骨に特別なセメントを注入し、骨を強化する手技です。破壊された椎骨を特定し、セメントを注入することで痛みを軽減し、安定性と機能を回復させます。
カイロプラスティ(Kyphoplasty)
カイロプラスティは、癌による椎骨の崩壊を修復するためにバルーンを用いる手術です。小さなバルーンを椎骨内に挿入し、ゆっくり膨らませて椎体の高さと形状を元に戻します。その後、硬化性接着剤で固定し、痛みの緩和と高さの回復が期待できます。
経皮的電気神経刺激(TENS)
TENS(経皮的電気神経刺激)装置は、癌で損傷した背骨近くの皮膚に電極パッドを貼付し、微弱な電流を流すことで神経と骨を刺激し、疼痛を軽減します。
これらの治療法は、痛みの緩和だけでなく、患者さんの生活の質(QOL)向上にも寄与します。
