オイルとタンパク質のダイエット法(ブドウィグプロトコル)
ジョハンナ・ブドウィグ博士(1908〜2003)は、がん患者を対象にした100ページにわたる食事療法を提案しました。加工食品やサプリメント、化学療法・放射線療法などの薬物療法に反対し、太陽光を利用した自然治癒を重視したこのダイエットは、現在も世界中で多くの人々が実践しています。
ブドウィグ博士が発見したこと
1952年、博士は「脂質生物学 V. 血液リポイドの紙クロマトグラフィー、腫瘍問題と脂質研究」という論文を発表し、がん治療史上最大級のブレークスルーと評価されています。研究の要点は、タンパク質と高度に不飽和な脂肪酸(特に亜麻仁油)が健康維持に不可欠であるということです。博士は加工食品・サプリメントだけでなく、化学療法や放射線療法といった薬物療法にも強く反対しました。
この食事法の基本は、亜麻仁油、カッテージチーズ、そして砂糖を一切使用しない食事です。残りは野菜中心のベジタリアン食となります。
ブドウィグ・プロトコルの実践方法
- 冷蔵コーナーで販売されている亜麻仁油のみを使用し、カプセルや棚に置かれた未開封の油は避けます。
- カッテージチーズ大さじ2に亜麻仁油大さじ1を加え、毎回新しく混ぜます。1日2回の摂取が目安です。より多く摂取したい場合は、医師と相談の上増やしてください。
- 低速でハンドブレンダー(浸漬型ミキサー)を使い、油が残らないようにしっかりと混ぜます。仕上げに砕いた亜麻仁を振りかけても構いません。
乳糖不耐症の方への対応
市販の加熱殺菌ミルクは酵素が失われているため、乳糖不耐症の方は生乳や生乳製品の使用を検討してください。カッテージチーズの代わりにヨーグルトを使う場合は、同量の3倍の量(大さじ6相当)を使用しますが、効果はやや劣るとされています。
糖分、動物性脂肪、肉類、マーガリン、バター、保存料の多いサラダドレッシング油などは避けることが推奨されます。
