化学療法後に生じる影響と副作用
不妊
化学療法の後遺症として不妊が起こることがあります。男性・女性ともに影響を受け、治療終了後数か月から数年の間に顕在化することが多いです。
心臓障害
大多数の患者は心臓障害を経験しませんが、稀に永続的な心機能低下が起こります。特に、生物学的製剤と併用する場合や、既往に心疾患がある患者はリスクが高まります。
肺障害
化学療法後に呼吸困難や息切れが生じることがあります。運動時や階段・坂道を上がる際に症状が顕著になりやすく、薬剤が肺組織を硬化させ柔軟性を低下させることが原因です。
二次がんのリスク
化学療法を受けた全ての患者に、がんの再発または新たながんが発生するリスクがあります。治療直後の数か月が最もリスクが高く、時間が経つにつれて徐々に低下しますが、再発した場合は治療がより困難になり、薬剤抵抗性が問題となることがあります。
末梢神経障害(神経障害)
化学療法後に末梢神経障害(末梢神経症状)が現れることがあります。手足のしびれや痛みが主な症状で、時間とともに軽減するケースもありますが、改善には数年を要することが多く、永続的な障害になることもあります。
