がん治療中のかゆみを和らげる方法
かゆみは生活の質を低下させ、掻くことで皮膚感染のリスクも高まります。がん患者のかゆみは放射線治療、化学療法、骨髄移植、免疫療法など様々な治療や、傷の治癒過程、腫瘍が分泌する炎症性物質が原因です。
必要なもの
- ローション
- ステロイド軟膏
- コーンスターチ
- 酢
- 綿素材の衣類
- 洗濯用のタオル(洗顔布)
対処法
- ぬるま湯で30分以内の入浴を行う。熱すぎる長時間の入浴は皮膚から水分を奪い、かゆみを悪化させます。
- 入浴後は薄くローションを塗り、皮膚に水分を閉じ込める。ステロイド軟膏の使用については医師に相談し、皮膚の肥厚を抑える効果があります。
- コーンスターチは放射線治療によるかゆみ緩和に有効ですが、湿った状態での使用は真菌の繁殖を促すため注意が必要です。
- 洗濯時は無香料・無着色の洗剤を選び、残留洗剤を減らす。すすぎ時に酢を1/2カップ加えると残留物が除去されます。
- できるだけゆったりとした綿素材の衣類や寝具を選びます。ウールや一部の合成繊維はかゆみを悪化させます。
- かゆみ止め薬については医師に相談する。腫瘍関連のかゆみにはアスピリンとシメチジンの併用が効果的とされ、鎮静剤や抗不安薬で神経性のかゆみを抑えることもあります。
- 痒い部位に冷たい湿ったタオルを当て、かゆみと掻きむしりのサイクルを断ち切ります。やさしい圧迫やマッサージでも掻く衝動を抑えることができます。
