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がんのステージと名称の解説

がんのステージングシステムは、医療チームが腫瘍の状態を共通の言語で伝えるために用いられ、治療方針の標準化や研究の統一性を促進します。ステージは通常 1〜4 の数字で表され、数字が大きくなるほど進行が深刻です。各がん種ごとに症状や広がり方は異なりますが、ステージは主に腫瘍の大きさと転移の有無で評価されます。

ステージ 1

腫瘍は比較的小さく、発生した臓器内にとどまっています。例として、口腔がんのステージ 1 は 2 cm 未満で、近くのリンパ節や喉への転移は認められません。

ステージ 2

腫瘍はやや大きくなりますが、顕著な転移はまだありません。口腔がんの場合、サイズは 2〜4 cm で、リンパ節への転移はありません。ただし、一部のがんでは近傍リンパ節への限られた転移がステージ 2 に含まれることがあります。

ステージ 3

腫瘍はさらに大きくなり、周囲の組織や近くのリンパ節へ広がります。口腔がんのステージ 3 は、腫瘍が 4 cm を超えるか、同側の頸部リンパ節に 1 つ(最大 3 cm)転移した状態です。

ステージ 4

転移(メタスタシス)と呼ばれる最も重篤な段階です。がんが原発臓器以外の臓器へ広がり、完全に関与しています。口腔がんでは、対側の頸部リンパ節への転移、口腔内組織への広がり、あるいは他の身体部位への転移が認められたときにステージ 4 と診断されます。

細分化(サブステージ)

一部のがんでは、基本ステージにアルファベットが付加されて細分化されます。例として乳がんのステージ IIA は 2 cm 未満の腫瘍でリンパ節転移があり、ステージ IIB は 2〜5 cm の腫瘍でリンパ節転移があるケースです。

TNM ステージング

TNM(Tumor, Node, Metastasis)システムは、腫瘍(T)、リンパ節(N)、転移(M)それぞれに評価を付け、総合的にがんの進行度を示します。T はサイズに応じて 1〜4、N はリンパ節転移の有無と数で 0〜3、M は転移がないか(0)あるか(1)で評価します。

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