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アクチノマイシンDの効果と主な副作用

米国がん協会によると、毎年55万人以上ががんで死亡し、米国全死亡数の23%を占めています。骨、軟部組織、腎臓、子宮、精巣のがん治療には、化学療法薬アクチノマイシンD(別名ダクチノマイシン、Cosmegen)がよく使用されます。効果は高いものの、副作用や合併症のリスクがあるため、すべての患者に適用できるわけではありません。

消化器系の副作用

アクチノマイシンD投与中は、吐き気や嘔吐が頻繁に起こります。投与後数時間以内に症状が出ることが多く、制吐剤で軽減できます。また、下痢、食欲不振、腹痛、さらには消化管潰瘍が生じることもあります。

皮膚の副作用

皮膚に発疹やにきびが出ることがあります。脱毛は頭髪や眉毛にも及びますが、投与が終了すれば通常は再び毛が生えてきます。放射線治療を受けた部位では、皮膚が赤くなったり色素沈着が起こることがあります。

肝臓の副作用

アクチノマイシンDは肝臓に毒性を示し、肝炎や肝腫大、時には肝不全に至ることがあります。さらに、肝静脈閉塞症(VOD)という致死的な状態を引き起こすことがあり、特に4歳未満の小児に投与する際は慎重に行われます。

軟部組織の損傷

この薬は軟部組織にも腐食性があり、腱や靭帯、脂肪組織などを損傷する恐れがあります。点滴が漏れると、筋肉の縮小、重度の水疱、皮下に液体がたまるなどの永久的な障害が起こることがあります。

血液系の副作用

がん細胞を破壊する過程で血液成分にも影響が出ます。貧血による倦怠感やめまい、血小板減少症(血小板が減る)や白血球減少症(白血球が減る)により、出血や感染症のリスクが高まります。

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