がん患者のためのやさしい食事アイデア
がん患者は化学療法中などに食欲が低下し、食事が困難になることがあります。一方で、十分な栄養は治療と回復に欠かせません。そこで、1日を通して少量ずつ摂る「柔らかい食事」は有効です。以下に、手軽で栄養バランスの取れたミニ食のアイデアを紹介します。
ボトルの栄養
EnsureやBoostといった市販の栄養ドリンクは、病院や高齢者だけでなく、活動的な人にも人気です。さまざまなフレーバーがあり、カルシウムやたんぱく質が強化されたものもあります。冷蔵庫からそのまま飲むのが一般的ですが、果物やシロップを加えてオリジナルのシェイクにアレンジすることもできます。
ブレンダーで作るスムージー
スムージーは好き嫌いが少なく、患者さんの好みの味に調整できます。氷1カップと好みのフルーツ(生でも冷凍でも可)、チョコレートシロップなどを入れ、氷が細かくなるまでブレンドします。次に牛乳または無糖ヨーグルトを1カップ加えて滑らかにします。がん患者のカロリー摂取は重要なので、心臓病や糖尿病の既往がなければ、全脂乳や砂糖入りのものを選びましょう。
カップの愛
子どもの頃に好きだったチョコレートアイスクリームのように、デザート感覚で楽しめるものもあります。アイスクリームやヨーグルトに加えて、プリン、ゼリー(自家製でフルーツを混ぜても◎)、アップルソース、ピューレ状のフルーツなどを取り入れましょう。可能であればオーガニック製品を選ぶと安心です。
万能卵
卵は調理法が豊富です。小さめのカップに茹で卵を入れバターを乗せるだけ、チーズを加えてスクランブルエッグに、またはポーチドエッグをバターを塗ったトーストにのせるなど、さまざまなバリエーションが楽しめます。さらに、ジャムやゼリーはトーストやヨーグルトに添えるだけで、甘さと栄養がプラスされます。想像力次第で、がん患者の食欲を刺激し、生活の質を向上させるメニューは無限です。
