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がん患者のための食事準備のポイント

がん治療中は、食欲低下や吐き気、下痢などの症状が起こりやすく、栄養バランスの取れた食事を用意するのは大変です。ここでは、免疫力が低下したがん患者さんに安全で食べやすい食事を提供するための具体的なコツをご紹介します。

食品の安全管理

  • がん患者は免疫力が低下しているため、食中毒のリスクを最小限に抑えることが重要です。調理前に野菜や果物は必ず流水でしっかり洗い、隙間や表面の凹みまできれいにします。洗い残しが心配な場合は使用しないようにしましょう。生肉や生卵、生乳製品は避け、調理器具や手は頻繁に洗浄・消毒してください。

吐き気への対策

  • 胃に優しい食材を選びましょう。シャーベット、白米、透明なスープ、オートミール、蒸し鶏、エンジェルフードケーキ、氷のかけらなどが適しています。油っこい揚げ物や辛い料理、甘すぎるデザートは避け、強い匂いのあるキャベツ類は調理しない方が無難です。少量ずつ、温かすぎず冷たすぎない温度で提供し、ゆっくり食べて休憩をはさむよう指導しましょう。

食欲不振への工夫

  • 見た目の工夫で食欲を刺激します。カラフルな皿やナプキンで盛り付け、少量ずつ提供して食事のハードルを下げましょう。無理に食べさせようとすると吐き気や食べ物への嫌悪感が強くなることがあります。肉は甘酢やフルーツソースでマリネし、風味をプラス。レモンやオレンジなど酸味の強い食材を添えると、味覚が覚醒しやすくなります。調理中の匂いが原因の場合は、屋外で調理するか、換気扇や扇風機で匂いを外に逃がす工夫をしてください。

下痢への対応

  • 下痢が続くときは水分と電解質の補給が不可欠です。ブイヨン、バナナ、マッシュポテトなどカリウムとナトリウムが豊富な食材を選びましょう。スポーツドリンク、白米、カッテージチーズ、卵、ピーナッツバターもおすすめです。脂肪分や油分の多い食事、乳製品は避け、カフェインや生の高繊維野菜は下痢を悪化させる可能性があるため控えます。

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