妊娠中に子宮頸がんを診断する方法
妊娠中の子宮頸がん診断の流れ
妊娠中でも子宮頸がんは最も多く見つかるがんです。妊娠ががんに影響を与えることは少なく、逆も同様です。ただし、治療は通常、妊娠24週以降に開始されます。
診断ステップ
- 症状の確認
不正出血、月経周期の変化、性交時の痛みや出血、膣分泌物に血が混じるなどは子宮頸がんのサインです。これらの症状がある場合は速やかに医師に相談しましょう。 - パップスメア(子宮頸部細胞診)
妊娠中である旨を医師に伝えて検査を受けます。検体は生検用に採取され、癌や前癌性細胞の有無が判定されます。 - 骨盤内診察
医師が膣・子宮頸部および周囲の臓器を視診・触診し、異常の有無を確認します。 - コルポスコピー
パップスメアで異常細胞が見つかった場合に実施します。拡大鏡(コルポスコープ)を膣内に挿入し、特殊液で異常細胞を白く染めて観察します。 - 円錐切除生検(コーンバイオプシー)
第一トリム(妊娠12週まで)では流産リスクが約20%あるため、通常は第一トリム後に行います。大量の組織を採取するため、設備と技術が必要です。代替としてループ電気外科的切除術(LEEP)も検討してください。 - 子宮全摘出術の検討
子宮頸部がアクセスできない、または十分な組織が採取できない場合に稀に行われます。必要性は医師と十分に相談してください。
以上のステップを踏むことで、妊娠中でも安全かつ確実に子宮頸がんの診断が可能です。疑わしい症状がある場合は、早めに産婦人科を受診しましょう。
