子宮頸がんは寛解できますか?

定義

子宮頸がんは、子宮の下部で子宮体部と膣をつなぐ頸部に発生するがんです。ほとんどはヒトパピローマウイルス(HPV)感染が原因で、HPVは一般的な性感染症です。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、性的に活発な人の半数以上が生涯でHPVに感染するとされています。

症状

初期には症状がほとんどありませんが、異常な出血や大量の膣分泌物が最も一般的です。骨盤痛や性交時の痛みも現れることがあります。これらの症状がある場合は必ず医師に相談してください。

診断

性行為をしているすべての女性は年に一度のパップテスト(子宮頸部細胞診)を受けるべきです。パップテストでは頸部の細胞を採取し、異常があれば生検を行います。生検でがんが確認されれば、腫瘍の大きさ・位置・ステージを決めるために追加検査が行われます。

ステージと治療

子宮頸がんは0〜4の5段階に分けられ、治療法はステージにより異なります。ステージ0は表層のみ、ステージ1は頸部内、ステージ2は頸部外へ広がっているが骨盤壁や膣には達していない、ステージ3は下部膣または骨盤壁へ、ステージ4は膀胱・直腸・他臓器へ転移しています。治療には手術、放射線療法、化学療法があり、将来子どもを欲するかどうかで子宮全摘(子宮・頸部・卵巣・卵管を除去)や子宮温存手術が選択されます。

予後

予後はがんが発見された時点のステージに大きく依存します。米国がん協会のデータによると、ステージ1の5年生存率は80〜95%、ステージ2は75〜78%、ステージ3は47〜50%、ステージ4は20〜30%です。

予防

2006年に登場したワクチン「ガーダシル」は、子宮頸がんの約70%を引き起こすHPV株に対する予防効果があります。CDCは11〜12歳の女児に接種を推奨し、9歳から開始可能です。13〜26歳で未接種の女性・女児も対象です。3回の接種が必要です。また、性行為を控えることでもHPV感染リスクを減らすことができます。

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