ポートキャス(Portacath)患者向け情報
ポートキャスは、医師が皮下に埋め込み、静脈へ簡単にアクセスできるようにする医療機器です。治療が完了すれば取り外すことができます。
概要
皮下ポートまたはインプラントポートとも呼ばれ、主にチタンとポリウレタンで構成されています。細いチューブが静脈内に通され、外部からは直径約2.5〜3.8cmの銀色の円盤状に見えます。
使用目的
化学療法の際に頻繁に使用されるほか、血液検査・輸血・点滴・栄養・薬剤の投与が必要な患者にも利用されます。
使用期間
埋め込んだ後は、数週間から数年にわたりそのまま使用できます。定期的に(約4週間ごと)フラッシュや清掃を行えば、日常生活を通常通りに送ることが可能です。
メリット
毎回皮膚を刺す必要がなく、治療や検査がスムーズに行えます。特に化学療法では、薬剤が周囲組織に漏れ出すリスクが低減される点が大きな利点です。
リスクと注意点
感染や血栓が主な合併症です。発熱、息切れ、ポート周辺の発赤や腫れなどの症状が現れたら、速やかに医師に相談してください。
