化学療法はAST・ALTに影響を与えるか?
AST・ALTとは
AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)とALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)は、主に肝臓に存在する酵素です。肝細胞が損傷すると血中に放出され、血液検査で数値が上昇します。
化学療法が肝臓に与える影響
化学療法は一部の薬剤が肝臓に負担をかけ、肝細胞障害を引き起こすことがあります。その結果、AST・ALTの数値が上昇することがあります。
ただし、AST・ALTの上昇はアルコール摂取、肥満、糖尿病など他の要因でも起こり得ます。高値が認められた場合は、医師が原因を慎重に鑑別します。
AST・ALTが上昇したときの対処法
もし化学療法が原因と判断された場合、医師は以下のような対応を検討します。
- 投与量の減量または治療の一時中止
- 肝臓保護薬の併用
- 定期的な血液検査による数値のモニタリング
治療中は定期的にAST・ALTを測定し、肝機能障害を早期に発見・対処することが重要です。
