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結腸がんはリンパ節に転移することがありますか?

結腸がんのステージングシステム

米国がん学会(American Joint Committee on Cancer, AJCC)は、TNM分類を用いて結腸がんの進行度を評価します。Tは腫瘍が腸壁へどの程度浸潤したか、Nはリンパ節への転移の有無と転移したリンパ節数、Mは遠隔転移の有無を示します。

リンパ節転移の診断方法

内腔超音波検査(エンドレクトル超音波)

一部の医師は、直腸に超音波プローブ(トランスデューサ)を挿入し、音波で腸壁と近傍リンパ節の状態を評価するエンドレクトル超音波検査を行います。この検査により、がんが腸壁を越えてリンパ節や他の部位へ広がっているかを確認できます。

陽電子放射断層撮影(PET)

もう一つの診断手段は、フルオロデオキシグルコース(FDG)という放射性物質を体内に注射し、専用カメラで撮影するPET検査です。がん細胞は代謝が活発なため、FDGが集まりやすく、リンパ節転移の有無を高精度で検出できます。

結腸がんのN分類

TNM分類のN項目は、リンパ節転移の程度を示します。

Nx:情報不足で評価不能
N0:リンパ節転移なし
N1:近傍リンパ節1〜3個に転移
N2:近傍リンパ節4個以上に転移

結腸がんの生存率

国立がん研究所(NCI)は、N1またはN2に分類された患者をステージIII(A・B・C)に位置付けています。ステージIII結腸がんの5年生存率は、44%から83%と報告されており、転移の程度や治療法により大きく変動します。

リンパ節転移の有無は治療方針や予後に直結する重要な指標です。早期発見と適切な診断が、治療効果を高める鍵となります。

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