結腸ポリープと大腸がん
結腸ポリープは大腸がんの前段階であり、がん症例の90〜95%を占めます。結腸ポリープとは、結腸の粘膜表面から肉眼で確認できる突起のことです。年齢とともに発生率は急激に上昇し、65歳以上の米国人の約60%がポリープを持っています。
タイプ
- 良性ポリープ:がん化する可能性は極めて低く、過形成ポリープ、粘膜ポリープ、炎症性ポリープ、粘膜下ポリープなどに分類されます。
- 腺腫性ポリープ(腺腫):がんになる可能性がある。特にサイズが大きくなるほどリスクが上がります。
サイズ
平均サイズは6〜7mmです。全体の45%が5mm未満、40%が5〜10mm、15%が10mm以上です。
リスク要因
年齢とともに指数関数的に増加し、性別、BMI、家族歴、アスピリン使用、喫煙、運動不足などが影響します。
検出方法
大腸内視鏡検査(コロノスコピー)でポリープを見つけ、同時に切除できます。
興味深い事実
年齢が上がるにつれて、ポリープの分布は遠位結腸から近位結腸へとシフトします。
臨床的意義
腺腫性ポリープの悪性転換リスクはサイズに比例します。たとえば、20mmの腺腫は約20%の確率でがん化します。
数の目安
通常、1人に3〜5個程度のポリープが見られますが、家族性腺腺腫症(FAP)の場合は100個以上になることがあります。
