直腸がんのステージ
直腸がんは大腸の最終部(約15cm)に発生するがんで、消化管に影響します。がんは0期からIV期まで5つのステージに分けられ、病変の広がりや転移の程度を示します。
0期(Stage 0)
がん細胞は大腸の粘膜層(内側の表面)に限局しています。まだ腫瘍は浸潤していません。
Ⅰ期(Stage I)
がん細胞が粘膜層を超えて、粘膜下層や筋層などの中間層に広がりますが、まだ大腸壁の外へは出ていません。
Ⅱ期(Stage II)
ⅡA:がんが大腸壁を越えて近くの組織に浸潤します。
ⅡB:がんが腹膜や近隣の臓器にまで広がります。
Ⅲ期(Stage III)
がんがリンパ節に転移しています。
- ⅢA:3つ以下のリンパ節に転移。
- ⅢB:3つ以上のリンパ節に転移し、かつ近隣組織や臓器にも浸潤。
- ⅢC:4つ以上のリンパ節に転移し、さらに近隣組織や臓器へ広がっている。
Ⅳ期(Stage IV)
がんが遠隔転移を起こし、肝臓や肺などの遠くの臓器にも広がっています。最も進行した段階です。
