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第4期結腸癌の治療法

米国がん協会(ACS)によると、結腸癌は米国でがん患者の死因の上位に位置しています。第4期は癌が結腸から他の遠隔部位へ転移した最終段階で、完治はほぼ不可能です。そのため、治療の目的は患者の生活の質を保ちつつ、できるだけ長く生存できるようにすることです。

治療の基本方針

第4期結腸癌の5年生存率はわずか7%と低いため、根治を目指すよりも癌の進行を遅らせ、症状を緩和することが主な目標となります。

1. 緩和的放射線療法

放射線療法は、癌細胞に高エネルギーの放射線を照射し、増殖を抑える治療です。国立がん研究所(NCI)では、転移性結腸癌に対する放射線は「緩和的」目的とされ、痛みや不快感の軽減を狙います。

2. 緩和的化学療法

化学療法は、癌細胞の代謝が速い特性を利用し、毒性の高い薬剤で癌細胞を選択的に死滅させます。腫瘍の増大を抑えることで、痛みや消化器症状の緩和にもつながります。

3. 緩和的手術

手術は腫瘍の一部を除去し、腫瘍負荷(デバルク)を軽減することで、症状の改善を図ります。完全除去は難しくても、腸閉塞や出血などの急性合併症を防ぐ効果があります。

まとめ

第4期結腸癌の治療は、放射線療法、化学療法、手術といった緩和的アプローチを組み合わせ、患者のQOL(生活の質)を最大限に保ちつつ、可能な限り生存期間を延長することが目指されます。

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