結腸がんリスクを下げる食物繊維の重要性
メイヨークリニックによると、直腸や大腸に発生するがんは結腸がんと呼ばれます。結腸がんは、細長い便、便に血が混じる(または直腸からの出血)、腹痛・膨満感・ガスといった消化不良などの症状が現れます。食生活を見直すことで、発症リスクを大幅に低減できます。
食物繊維の役割
食物繊維は、消化できない植物性成分の主な供給源で、結腸がん予防に欠かせません。食物繊維は大きく「水溶性」と「不溶性」の二種類に分かれます。
- 水溶性食物繊維は胃内でゲル状になり、食物の通過をスムーズにします。代表的な食品はオレンジやにんじん、豆類、エンドウなどです。
- 不溶性食物繊維はほぼそのまま腸を通過し、腸壁を「こすり洗い」して内部を清掃します。葉物野菜、皮付き果実、全粒小麦製品、ナッツ、種子などが豊富です。
Medscapeの医療ニュースによれば、果物・野菜・穀物から得られる食物繊維の摂取量が増えるほど、結腸がんの発症リスクは低下すると報告されています。
食物繊維の摂取目安
1日あたり25〜35グラムの食物繊維を、果物・野菜・全粒穀物などの消化できない植物材料から摂取することが推奨されます。具体的な食事のポイントは次の通りです。
- 各食事に必ず果物または野菜を1サーブ、全粒穀物を1サーブ含める。
- たんぱく源は魚介類、鶏肉、七面鳥などの脂肪の少ないものを選び、赤肉はできるだけ控える。
- 総カロリーの30%未満に抑える程度に、脂質の摂取を制限する。
