結腸ポリープのリスク要因
結腸ポリープのリスク要因は、生活習慣で改善できるものと、遺伝や年齢など変えられないものの2つに大別されます。米国がん協会(ACS)は、リスク要因が必ずしもポリープ発生を決定するわけではなく、リスクがなくてもポリープはできるし、リスクがあっても必ずできるわけではないと警告しています。
年齢
年齢が上がるほど結腸ポリープのリスクは高まります。メイヨークリニックによれば、癌化したポリープ患者の9割が50歳以上で、リスクは40歳を過ぎたあたりから顕著に上昇します。若年層でも発症はありますが、頻度は低いです。
個人の既往歴
過去に結腸がんや結腸ポリープを経験したことがある人は、再発リスクが高くなります。また、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患の既往もポリープ形成リスクを増大させます。
遺伝
近親者に結腸がんやポリープの既往がある場合、遺伝的要因により自分自身のリスクが高まります。特に、家族が60歳未満でがんを発症したケースや、複数の家族がポリープ・がんを抱えている場合は注意が必要です。
食事と運動
脂肪分が多く食物繊維が少ない食事はポリープリスク上昇と関連しています(研究はまちまちです)。さらに、座りがちな生活習慣もリスクを高めます。運動不足は腸内の老廃物滞留時間を延長させ、ポリープ形成に関与すると考えられています。
肥満と糖尿病
体重が標準より上回る肥満はポリープリスクを増加させます。また、糖尿病やインスリン抵抗性がある人も同様にリスクが高くなります。
アルコールとタバコの使用
大量のアルコール摂取はポリープリスクを上げ、喫煙者も非喫煙者に比べてリスクが高いです。特に、飲酒と喫煙の両方を行う人はリスクがさらに増大します。
人種・性別
男性の方が女性よりポリープが多く見られます。また、黒人は白人に比べてリスクが高いことが報告されています。
