結腸がんの初期症状とは?
結腸がんは毎年約11万2000人の新規患者が診断される深刻な疾患です。主に大腸に発生し、多くはポリープと呼ばれる良性の小さな腫瘍から始まります。ポリープを外科的に除去すれば、がん化するリスクを大幅に下げられますが、初期症状は他の胃腸疾患と似ているため見逃されがちです。早期発見と適切な治療が生存率を高める鍵となります。
排便習慣の変化
結腸がんの初期サインの一つは、下痢や便秘が続くことです。特に2週間以上改善しない場合は、医師の診察を受けましょう。炎症性腸疾患や過敏性腸症候群でも同様の症状が出るため、正確な診断が重要です。
血便(血の混じった便)
血便は痔核などの良性疾患でも見られますが、結腸がんの早期サインでもあります。トイレットペーパーに鮮やかな赤い血が付く、あるいは便が黒くタール状になる場合は速やかに医師に相談してください。
腹部の不快感
初期の結腸がんでは、原因不明の膨満感や腹部の張りが続くことがあります。さらに、激しい腹部痙攣、骨盤部の圧迫感、吐き気などが見られることもあります。
貧血
目に見える症状がなくても、血液検査で貧血が判明することがあります。これは腸内出血が原因で、結腸がんの早期サインと考えられます。定期的な血液検査で異常が見つかったら、精密検査を受けましょう。
診断の流れ
初期症状は他疾患と類似するため、医師は血液検査、便潜血検査、そして大腸内視鏡検査(コロノスコピー)を組み合わせて診断します。検査結果に基づき、がんの有無やステージを判定し、適切な治療方針が決定されます。
