進行した結腸がんの症状と対策
米国では結腸がんが非常に一般的で、2004年のCDCの報告によれば、男性73,997人、女性71,086人が大腸がんと診断され、同年に約26,800人が死亡しています。日本でも罹患率は増加傾向にあるため、早期発見と予防が重要です。
症状
結腸がんは進行するまで自覚症状が出にくいことが多いですが、以下のような症状が現れることがあります。
- 倦怠感、夜間の発汗、貧血、便に血が混じる
- 下痢、便秘、排便回数の減少、右肩の痛み
進行期の症状
がんが進行すると、次のような症状が顕著になります。
- 腹痛、食欲不振、体重減少、全身の倦怠感
- 出血による貧血がさらに悪化し、倦怠感が増す
原因
食生活と結腸がんの関係は顕著です。食物繊維が少なく、デンプンや脂肪が多い食事はリスクを高めます。また、遺伝的要因も関与しますが、食事は自分で管理できるため、予防に役立ちます。
検査
自宅でできる初期検査として便潜血検査(FOBT)があります。便に血が混じっているかを調べ、陽性結果が出た場合は医師に相談し、精密検査へ進みます。
診断
最も確実な診断法は大腸内視鏡検査(コロノスコピー)です。ポリープやがんを直接観察し、必要に応じて切除・組織検査が行えます。早期にポリープを除去することでがん化を防げます。
治療
進行した結腸がんの治療は外科手術が基本です。手術後に放射線療法や化学療法が併用されることが一般的です。再発リスクは約5年で約50%と報告されています。術後はCEA血中濃度測定や定期的な内視鏡検査で経過観察を行い、早期に再発を発見することが重要です。
