結腸癌の治療と予後
結腸癌(大腸癌)は大腸または直腸に発生するがんで、一般に大腸癌と呼ばれます。多くは良性ポリープが変化してがん化する過程で始まります。早期に発見されれば手術で除去でき、予後は比較的良好です。
早期治療
- 内視鏡検査(大腸内視鏡)により小さな癌化ポリープを切除します。ポリープが大きい場合は、腹部に数か所の小切開を入れて腹腔鏡手術で除去します。
浸潤手術
- 癌が進行した場合は、癌がある結腸部分とその周囲の正常組織を含めて切除する「結腸切除術(コレクトミー)」を行います。必要に応じて、近傍のリンパ節も摘出します。
進行例
- 転移や閉塞がある場合は、症状緩和を目的とした緩和手術が行われます。例えば、腸閉塞を解除することで排便や栄養摂取を改善します。
その他の治療法
- 化学療法や放射線療法によりがん細胞を死滅させます。また、血管新生阻害剤(例:アバスチン)やEGFR阻害剤(例:ベクティビックス)など、分子標的薬も併用されます。
予後
- 早期に診断・治療された場合、5年生存率は高く、ほとんどの患者は治癒とみなされます。
