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腸がん検査の種類と概要

腸がんは肺がんや乳がんに次いで頻度が高いがんです。大腸や直腸にポリープができ、がん化することで発症します。早期発見のためにさまざまな検査が行われます。

直腸診(Rectal Exam)

最初に行われるのは直腸診です。医師が潤滑した手袋をはめた指を直腸に挿入し、腫瘤や異常部位を触診します。腫瘍が出血している場合は、直腸や大腸に腫瘍があるサインとなります。

大腸内視鏡検査(Colonoscopy)

柔軟なチューブ(内視鏡)を肛門から挿入し、大腸全体と直腸を詳細に観察します。必要に応じて組織の一部(生検)を採取し、病理検査を行います。検査中は鎮静剤が投与されます。

二重造影バリウム浣腸(Double‑Contrast Barium Enema)

内視鏡に比べ侵襲性が低い検査です。バリウム造影剤を直腸に注入し、X線で大腸の形状を撮影します。造影剤が均等に広がるよう、検査台で体位を変えながら撮影します。ポリープの除去はできませんが、腫瘍や異常の有無を確認できます。

プロクトスコピー(Proctoscopy)

内視鏡と似ていますが、短いスコープ(プロクトスコープ)を使用して直腸や肛門周囲を観察します。患者は通常覚醒した状態で検査を受け、必要に応じて生検も行われます。

超音波検査(Ultrasound)

高周波音波を利用して大腸や周囲臓器の画像を取得します。侵襲性がなく、腫瘍の位置や大きさ、周囲組織への浸潤状態を評価するのに役立ちます。

血液検査(Blood Test)

腫瘍マーカーや肝機能検査を行い、がんの存在や転移の可能性を評価します。特にCEAやCA19‑9などのマーカーは腸がんの活動性を示すことがあります。

シグモイドスコピー(Sigmoidoscopy)

大腸の末端部(S状結腸)に限定した内視鏡検査です。短い柔軟チューブを肛門から挿入し、空気を送り込んで腸を膨らませながら画像を取得します。炎症、出血、潰瘍、腫瘍などを詳細に観察でき、必要に応じて生検も可能です。

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