結腸がんの症状とステージ
症状
下痢や便秘、便に血が混じる、原因不明の体重減少、吐き気や嘔吐、便が細くなる、膨満感、ガス、痙攣、異常な満腹感、腸が完全に排出されていない感覚などが挙げられます。早期段階では痛みが出ないことも多く、痛みを待って診察を受けるのは遅れがちです。異変を感じたら早めに医師に相談しましょう。
TNM分類
結腸がんは主にTNM分類でステージが決められます。腫瘍(T)、リンパ節転移(N)、遠隔転移(M)の3要素を検査で評価し、総合的にステージが決定されます。各ステージはがんの広がりに応じて複数のサブステージに分かれます。
ステージ0・I
ステージ0(原位癌)は腸の最内層にとどまります。ステージIは腸壁の内層まで浸潤していますが、他の部位へは広がっていません。
ステージII
ステージIIでは腸壁を深く侵食し、場合によっては壁を貫通します。近くの臓器へは広がっていることがありますが、遠隔臓器やリンパ節への転移は認められません。
ステージIII
ステージIIIではがんが腸壁や近隣臓器に広がり、リンパ節にも転移していますが、遠隔臓器への転移はまだありません。
ステージIV
ステージIVは遠隔臓器への転移が認められる段階です。リンパ節転移の有無や腸壁内の広がりに関わらず、遠隔転移があることが特徴です。
