III期結腸がんの兆候と症状
III期結腸がん(ステージIII)の概要
結腸がんは大腸や直腸に発生し、通常は良性ポリープから始まります。時間とともにポリープが悪性化しがんになることがあります。過去に大腸ポリープやクローン病の既往があると、結腸がんになるリスクが高まります。ステージIIIはがんが大腸壁を越えてリンパ節へ転移した状態で、IIIA・IIIB・IIICの3つに分類されます。
ステージIIIAの特徴
- がんが大腸壁の最内層(粘膜層)から中層(筋層)へ広がっている。
- リンパ節へは3つまで転移している。
ステージIIIBの特徴
- がんが大腸壁の中層を超えて、周囲の組織や隣接する臓器へ浸潤している可能性がある。
- 大腸壁を越えて近くの組織へも広がっていることがある。
ステージIIICの特徴
- 4つ以上のリンパ節に転移している。
- 大腸壁の中層以上にがんが広がっているか、または周囲の組織・臓器へ浸潤している。
共通の症状
- 数週間以上続く下痢または便秘。 \n
- 血便(鮮血やタール状の黒色血液)。
- 排便直後でも再び便意を感じる。
- 細くなった便。
- 腹部の痙攣、持続的な下腹部痛、ガス痛や膨満感。
- 食欲不振や原因不明の急激な体重減少。
- 慢性的な倦怠感や疲労感。
- 貧血(赤血球減少)による息切れやめまい。
- 吐き気や嘔吐。
- 精神的にイライラ、フラストレーション、うつ状態になることもある。
