非ホジキンリンパ腫の転移パターンと主な拡がり方
非ホジキンリンパ腫(NHL)は、リンパ系だけでなく血流や脳脊髄液を介して他の臓器や組織へも転移します。
主な転移経路
1. リンパ節間の拡がり
リンパ節やリンパ管に腫瘍細胞が蓄積し、隣接するリンパ節群へと広がります。
2. 脾臓への転移
免疫機能を持つ脾臓はNHLの侵襲先として頻繁に見られ、リンパ系または血流を通じて浸潤します。
3. 骨髄への浸潤
血液細胞が産生される骨髄へは、血流から腫瘍細胞が到達し、骨髄関与を起こすことがあります。
4. 肝臓への転移
解毒・代謝を担う肝臓も、血流や近接リンパ節からの直接侵入により影響を受けます。
5. 肺への拡がり
リンパ系または血流を介して肺に転移し、特定のNHLタイプで頻繁に見られます。
6. 消化管への関与
胃・腸・腸間膜など消化管全体が侵されることがあり、近くのリンパ節からの直接侵入や血流による転移が原因です。
7. 皮膚(皮膚リンパ腫)
皮膚に局所的または広範囲の病変として現れ、リンパ系または血流を通じて皮膚へ浸潤します。
8. 中枢神経系(CNS)への転移
まれに脳や脊髄へ浸潤し、血流や近接リンパ節からの直接拡がりでCNS関与が起こります。
