急性単球性白血病の治療
急性単球性白血病(AML)は、骨髄で血球が正常に成熟する前に未熟な芽球が血中に放出されるがんです。芽球が全血球の20%以上を占めるとAMLと診断されます。
導入療法(Induction Therapy)
まず、可能な限り早期に高用量化学療法を開始します。必要に応じて放射線療法と併用することもあります。これらは「導入療法」と呼ばれ、がん細胞を根本的に死滅させることを目的とします。導入療法は入院治療で、通常3〜4週間にわたって実施されます。すべての異常細胞が消失すれば、寛解(remission)とみなされます。
巣固化療法(Consolidation Therapy)
AMLは寛解しても体内に微小な残存細胞が残っていることが多く、再発リスクが高いため、導入療法だけで退院はできません。巣固化療法では、さらに化学療法を行い、その後に造血幹細胞移植を実施します。移植は、完全に適合したドナー(同種移植)が必要で、経験豊富な医師の下で行われるべきです。
フォローアップケア(Follow‑up Care)
巣固化療法で寛解した後も、定期的な検査と診察が必要です。再発は比較的頻繁に起こりますが、再度高用量化学療法や骨髄移植で対処できることが多いです。
