眼瞼疾患(ブルファロパシー)とは何か?
眼瞼疾患(ブルファロパシー)とは
眼瞼疾患、英語でBlepharopathyは、まぶたの構造や機能に異常が生じる一連の疾患を指します。炎症や感染、皮膚や筋肉、腺などの異常が原因となります。
主な眼瞼疾患の種類
1. 麁膜炎(Blepharitis)
まぶたの縁の炎症で、赤み、腫れ、かゆみ、まつげの根元にかさぶたができることがあります。
2. 皮膚たるみ(Dermatochalasis)
加齢に伴い上まぶたの皮膚が余り、たるんで見える状態です。
3. 外翻(Ectropion)
まぶたが外側に回転し、眼球から離れることで涙がたまりやすくなります。
4. 内翻(Entropion)
まぶたが内側に折れ込み、まつげが眼球に当たって刺激を与えます。
5. 黄疸斑(Xanthelasma)
上まぶたの内側の角に黄色い斑点や腫れができるもので、コレステロールが高いときに見られます。
6. 麁腺炎(霰粒腫、Hordeolum)
まぶたの腺が細菌感染を起こし、赤く腫れた痛みを伴うしこりができます。
7. 麁腺嚢腫(Chalazion)
油分を分泌する腺が慢性的に炎症を起こし、痛みのない硬いしこりができることがあります。
8. 眼瞼閉鎖不全(Lagophthalmos)
まぶたを完全に閉じられず、角膜が乾燥しやすくなり損傷のリスクが高まります。
9. 眼瞼下垂(Ptosis)
上まぶたが垂れ下がり、視野が狭くなる原因となります。筋肉の弱化や神経障害が原因です。
10. 眼瞼毛内転(Trichiasis)
まつげが内側に向き、眼球にこすれ刺激を与えます。
11. 眼瞼結膜炎(Blepharoconjunctivitis)
まぶたと結膜の両方が炎症を起こす状態です。
12. 瘢痕性麁膜炎(Cicatricial blepharitis)
慢性炎症や感染によりまぶたの縁が瘢痕化し、重度の症状を引き起こすタイプです。
眼瞼疾患は症状や原因により重症度が異なります。適切な診断と治療のためには、眼科医の受診が重要です。
