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肺がん治療における高麗人参(サンジンセン)の可能性

西洋の腫瘍学者は、ハーブなどの補完代替医療を治療プロトコルに取り入れ始めています。高麗人参は、日本や韓国の研究者ががん患者の精神・身体機能の改善に有効と認めている栄養補助食品です。2009年の中国の研究では、熱処理されたアジア人参(サンジンセン)に含まれる成分が、潜伏性で治りにくい肺がんの進行抑制に寄与する可能性が示唆されました。

高麗人参の有効成分

高麗人参には「ジンセノサイド」と呼ばれる化合物が含まれます。サンジンセンは熱処理により特定のジンセノサイドの活性が増強されます。中国の研究では、低用量化学療法と併用したジンセノサイドRg3が、ヒト肺がん細胞を移植したマウスの腫瘍細胞増殖と血管新生を抑制し、寿命と生活の質を改善したと報告されています。

生活の質(QOL)の向上

韓国で行われた二重盲検・プラセボ対照試験では、WHOのQOL評価と一般健康質問票を用いてがん患者を評価しました。12週間サンジンセンを投与された群は、プラセボ群に比べてQOLが有意に向上したと報告されています。

高麗人参はがん細胞を死滅させる

日本臨床腫瘍学会誌に掲載された研究は、高麗人参ががん細胞にアポトーシス(自滅)シグナルを送ること、さらに細胞間コミュニケーションを正常化し腫瘍増殖の機会を減少させる可能性を示しました。

一般的な健康効果

サンジンセンはサプリメントとして市販されています。抗炎症、抗老化、覚醒作用、免疫強化などの効果が期待され、がん予防目的で摂取する人もいます。医師の指導のもとでの利用は安全性を高めます。

補完的に使用し、代替しないことが重要

補完代替医療、特に高麗人参などの伝統的アジアハーブは、症状が現れにくい肺がん患者にとって有用なサポートとなり得ます。ただし、化学療法・放射線療法・手術といった標準的な西洋医療と併用し、置き換えるべきではありません。

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