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肺がん放射線治療の副作用と対策

疲労感

放射線治療を受けていると、エネルギーが著しく低下します。治療開始から3〜4週間で疲労が現れ、治療終了時にピークに達し、徐々に改善します。完全に回復するまでに1か月ほどかかることがあります。極度の疲労は日常生活に支障をきたすため、活動を調整し、午後に短い仮眠を取ることが推奨されます。

皮膚の変色

治療部位の皮膚は、治療開始直後に赤みが出ます。治療期間中に赤みが強くなり、完了後数週間で茶色くなり乾燥します。優しい石鹸とぬるま湯で洗浄し、アロエ配合の保湿剤やステロイド系クリームで乾燥やかゆみを緩和しましょう。

咳や嚥下困難

肺は食道に近いため、放射線治療中に乾いた咳や飲み込みにくさを感じることがあります。喉に何か詰まっている感覚が続くと食事が困難になり、体重減少につながります。必要に応じて、栄養補助飲料(例:Boost、Ensure)でカロリー補給を行います。

血液成分の低下

放射線単独でも血球数は低下しますが、化学療法と併用すると顕著になります。白血球、赤血球、血小板が減少すると感染症にかかりやすく、倦怠感や出血傾向が現れます。定期的な血液検査と医師の指示に従った対策が必要です。

放射線肺炎

腫瘍細胞を除去する過程で正常な肺組織も損傷します。治療後2週間から9か月の間に放射線肺炎が起こり、息切れ、咳、発熱、深呼吸困難が現れます。ステロイド投与で通常は改善しますが、放置すると肺線維症(瘢痕化)へ進行し、永続的な機能障害を招く可能性があります。

副作用は個人差がありますが、早期に症状を把握し、医療チームと連携して適切な対策を取ることが回復への鍵です。

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