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末期リンパ腫の特徴と治療

リンパ腫の種類

リンパ腫は大きく分けてホジキンリンパ腫(HL)と非ホジキンリンパ腫(NHL)に分類されます。顕微鏡的な細胞の特徴により区別され、一般にHLは治療効果が高く、末期に進行しにくいとされています。

非ホジキンリンパ腫はさらに「インドレント型」と「非インドレント型」に分かれます。非インドレント型は治療に良く反応し、根治が期待できますが、進行が速く治療が失敗すると短期間で末期に至ります。一方、インドレント型は治療効果が限定的で根治は難しいものの、増殖が緩やかで数十年かけて末期に達することもあります。

末期リンパ腫の特徴

末期リンパ腫は、診断が遅れたために治療が受けられなかったケースや、既存の治療が疾患の進行を抑えきれなかったケースで起こります。この段階ではがん細胞が多数のリンパ節に広がり、血流に乗って心臓、肺、肝臓、骨髄、皮膚、消化管などの臓器へ転移します。

リンパ腫の治療法

主な治療は化学療法、放射線療法、骨髄移植です。これらは多くの場合有効ですが、肝臓、腎臓、心臓、脳などの重要臓器に対する副作用が伴います。副作用が強くなると、患者は十分な強度の治療を続けられなくなり、治療が失敗することがあります。生存率はリンパ腫のタイプと年齢に依存し、成人の非ホジキンリンパ腫では5年生存率が約55%、子どものホジキンリンパ腫では90%と報告されています。

末期リンパ腫に対する治療

従来の治療が効果を示さない末期段階でも、患者の状態が比較的良好であれば実験的治療が選択肢になることがあります。また、疼痛管理や緩和ケアが充実しており、生活の質を大幅に向上させることが可能です。

末期リンパ腫の合併症

リンパ節から増殖した異常白血球が免疫機能を低下させ、重篤な感染症のリスクが高まります。転移したがん細胞は各臓器で増殖を続け、臓器機能を阻害します。腫大したリンパ節は位置によっては呼吸や嚥下を妨げることがあります。さらに、過去に使用した高毒性治療の副作用で臓器障害が残るケースも多く見られます。

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