リンパ腫の兆候と症状
リンパ腫は、免疫系に存在するリンパ球ががん化した疾患です。リンパ球は白血球の一種で、体内に侵入した病原体や異物から守る重要な役割を担っています。これらの細胞が制御不能に増殖すると、リンパ節や他の臓器に腫瘍が形成され、さまざまな症状が現れます。
無痛性のしこりの形成
- 首や脇の下、鼠径部(股の付近)に痛みのない腫れやしこりができることが最も一般的です。リンパ節が腫れることで起こりますが、腹部や喉の奥、下肢など、リンパ節が存在する部位にも広がることがあります。
食欲不振
- がん細胞が全身に広がると、食欲が低下し、体重が減少します。体重が10%以上減少すると、特に注意が必要です。
発熱
- リンパ腫患者は、持続的または間欠的に熱が出ることがあります。熱は2~3日ごとに再発し、不快感を伴います。これは、リンパ節内の細胞が異常に働くことで感染しやすくなるためと考えられます。
息切れ
- 進行したリンパ腫では、胸部や頸部に腫瘍が広がり、血管や気道を圧迫して呼吸がしにくくなることがあります。
その他の一般的な症状
- 悪寒、倦怠感、特に夜間の過剰な発汗などもよく見られます。
