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リンパ腫についての基礎知識

概要

リンパ腫は、免疫系の白血球であるリンパ球ががん化する血液がんの一種です。B細胞とT細胞のどちらかが異常増殖し、リンパ節や脾臓、扁桃などに腫瘍を形成します。主にホジキン型リンパ腫と非ホジキン型リンパ腫の2種類に分かれますが、原因はまだ明確に分かっていません。

ホジキン型リンパ腫

1832年にイギリスの医師トーマス・ホジキンが報告したことに由来し、全リンパ腫の約11%を占めます。リンパ系の細胞が異常に増殖し、時にリンパ系以外へも広がります。進行すると免疫機能が低下し、感染症に対する抵抗力が弱まります。

非ホジキン型リンパ腫

リンパ腫の中で最も頻度が高く、14以上の亜型が存在します。主にB細胞ががん化し、異常増殖します。非ホジキン型はリンパ系だけでなく、他の臓器へも転移しやすい特徴があります。

主な症状

多くの場合、腋窩、頸部、鼠径部などに痛みのない腫れたリンパ節がみられます。その他の症状として、夜間の発汗、発熱、体重減少、倦怠感、胸痛、呼吸困難、咳嗽、腹部の痛みや腫れ、食欲不振、アルコールに対する過敏症、強いかゆみなどがあります。

診断と治療

ホジキン型・非ホジキン型ともに、血液検査、尿検査、画像診断(X線、CT、PET、MRI)やリンパ節・骨髄の生検が行われます。診断結果や病期、年齢、全身状態に応じて、放射線療法、化学療法、幹細胞移植、骨髄移植、バイオセラピー、放射免疫療法、インターフェロン療法などが選択されます。

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