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腫瘍がリンパ管を閉塞したときに起こること

腫瘍がリンパ管を閉塞すると、リンパの流れが妨げられ、さまざまな深刻な合併症が生じます。

1. リンパ浮腫

リンパの排出が阻害されることで組織に余分な液体がたまり、主に四肢に腫れや不快感、動きにくさが現れます。

2. 感染リスクの増大

リンパ節は細菌やウイルスを除去する重要な役割を持つため、閉塞により免疫防御が低下し、皮膚・軟部組織、深部まで感染が起こりやすくなります。

3. 腫瘍転移の促進

リンパ管は腫瘍細胞が体内を移動する主要な経路です。閉塞すると、腫瘍細胞が他の臓器や組織へ直接浸潤しやすくなります。

4. 胸水・腹水(キロ胸水・腹水)

胸部の胸管や腹部のキロチリが閉塞すると、乳びが胸腔や腹腔にたまり、キロ胸水や腹水として現れます。

5. 栄養不良

腸管のリンパ管が閉塞すると、食事からの脂質や脂溶性ビタミンの吸収が阻害され、体重減少や栄養失調につながります。

6. 臓器機能障害

肝臓や他の臓器のリンパ流が阻害されると、正常な代謝や解毒機能が低下し、最終的に臓器不全を引き起こすことがあります。

症状や合併症は閉塞部位と程度により異なります。腫瘍そのものの早期診断と適切な治療が、合併症の予防・軽減に不可欠です。

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