副腎腺腫とは何か?
副腎腺腫とは
副腎腺腫は、副腎にできる良性(非がん性)の腫瘍です。副腎は腎臓の上に位置する小さな三角形の内分泌腺で、代謝や血圧、免疫機能を調整するホルモンを分泌します。
主な特徴
多くの場合、腺腫は小さく無症状です。しかし、腫瘍が大きくなるか、ホルモンを過剰に産生すると、以下のような症状が現れることがあります。
- 高血圧
- 糖尿病
- 体重増加
- 筋力低下
- 皮膚の薄さ・あざができやすい
- 過剰な体毛
- 月経不順
- 不妊
診断の流れ
上記の症状がある場合は、まず医師に相談しましょう。診断には以下の検査が行われます。
- 血液検査・尿検査(ホルモンレベルの測定)
- 画像診断(CT、MRI、超音波)
治療方針
治療は腫瘍の大きさとホルモン産生の有無によって決まります。
- 小さく機能しない腺腫:経過観察のみで治療は不要
- 大きい、またはホルモン過剰産生が認められる場合:外科的切除が推奨されます
予後と再発
手術による切除は高い成功率を示し、ほとんどの場合で完治します。ただし、稀に腫瘍が再発することがあり、その際は再手術や放射線治療が検討されます。
副腎腺腫は多くの場合良性であり、適切な診断と治療により日常生活への影響を最小限に抑えることが可能です。
