マイコプラズマ感染症が及ぼす臓器と代表的な疾患
マイコプラズマはさまざまな臓器系に感染し、複数の疾患を引き起こします。以下では代表的な感染部位と主な症状を紹介します。
呼吸器系
マイコプラズマ・ニューモニエは肺炎(いわゆる歩行性肺炎)の主な原因菌です。咳、発熱、喉の痛み、倦怠感などが典型的な症状です。
泌尿生殖器系
マイコプラズマ・ジェニタリウムやマイコプラズマ・ホミニスは性行為で感染し、骨盤痛、排尿時の灼熱感、異常分泌物などを引き起こします。
皮膚・軟部組織
稀ですが、マイコプラズマ・ファシアチスなどが皮膚や軟部組織に感染し、急速な組織壊死を伴う重篤な症状を呈します。
血液系
マイコプラズマ・フェルメンタンスは溶血性貧血と関連しており、赤血球が早期に破壊されます。
関節・筋骨格系
マイコプラズマ・ニューモニエが関節炎を引き起こすことがあり、関絡の腫脹や疼痛が見られます。
中枢神経系
ごく稀にマイコプラズマが中枢神経に侵入し、髄膜炎や脳炎を起こす報告があります。
感染部位や症状は菌種、個人の感受性、基礎疾患により異なります。正確な診断と適切な治療のためには医療機関での検査が必要です。
