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アスベストが人体に及ぼす影響

アスベストは、断熱材や建築資材、耐火材料として広く使用されてきましたが、極めて微細な繊維に分解され、吸入すると深刻な健康被害を引き起こします。

重要性

アスベストは自然に存在する鉱物で、耐熱性と耐火性に優れた多孔質の性質から建築材料として利用されました。しかし、使用中や破損時に肉眼では見えないほど細かい粉塵となり、吸入すると致命的なリスクがあります。

影響

  • 肺に微細な繊維が蓄積され、中皮腫(メソテリオーマ)アスベスト症(アスベストーシス)肺がんなどの重篤な疾患を引き起こす。
  • 飲み込んだ場合、食道や胃など消化管にもがんのリスクが高まります。

詳細

アスベストーシスは、肺の健康な組織が繊維によって損傷し、瘢痕組織に置き換わることで発症します。メソテリオーマは、胸膜や腹膜など体内の薄い膜(中皮)に腫瘍ができる疾患です。さらに、アスベスト繊維は細胞のDNAに損傷を与え、がん細胞の増殖を促進するため、肺がんをはじめとした各種がんの原因となります。

アスベストへの曝露は、適切な除去と管理が行われない限り、長期的に健康に重大な影響を及ぼす可能性があります。作業現場や古い建物のリフォーム時には、専門家による安全対策が不可欠です。

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