口腔がんの治療法とステップ
口腔がんは、唇・口腔・舌・歯茎、唾液腺など口の中に発生するがんです。診断を受けたら、がんを根治するために複数の治療法を組み合わせて行います。
治療の流れ
1. 専門医と治療方針を相談
腫瘍専門医(腫瘍内科医・外科医・放射線科医)と面談し、治療のリスクや期待効果を説明してもらい、最適な治療計画を決定します。
2. 外科的切除(可能なら)
腫瘍が周囲組織に浸潤していない場合は、外科医が腫瘍だけを安全に切除します。組織が侵されている場合は、顎骨などの一部を切除することがあります。
3. 放射線療法・化学療法の選択
小さな腫瘍には放射線療法が、比較的大きな腫瘍や転移がある場合は化学療法が用いられます。場合によっては両方を併用して効果を高めます。
4. エルビトゥックス(セツキシマブ)投与
エルビトゥックスはがん細胞の増殖を抑える抗体薬で、放射線や化学療法と併用して使用されます。
5. リハビリテーションと機能回復
外科手術後は、顔面や口腔の外観を整える形成外科手術が必要になることがあります。また、発話や嚥下に支障がある場合は、言語聴覚士とともにリハビリを行います。
治療は患者さん一人ひとりの状態に合わせてカスタマイズされます。定期的なフォローアップと生活習慣の改善が、再発予防に重要です。
