がん啓発月間の取り組み

米国癌協会の調査によると、2010年には推定56万9,490人ががんで死亡すると予測されました。乳がん、結腸がん、子宮頸がん、前立腺がんなどは早期発見すれば治療可能です。米国や世界各地では、がんの早期治療の重要性を訴え、定期的な検診を促すために「がん啓発月間」を設け、啓発活動と研究資金の調達を行っています。

乳がん啓発月間

米国では10月が乳がん啓発月間と定められ、各地でイベントが開催されます。ウィスコンシン州グリーンベイのBreast Cancer Family Foundationでは、毎年「ピンクパンプキンウォーク」を実施。参加者は5kmコースを歩き、1マイルごとに寄付を呼びかけます。15ドルで購入できる記念ピンクかぼちゃは、乳がんで亡くなった方の名前とともにコース上に飾られ、ラッフル券の販売も行われ、研究資金が集められます。

甲状腺がん啓発月間

9月は甲状腺がん啓発月間です。ThyCa(Thyroid Cancer Survivors' Association, Inc.)は世界規模で認知度向上を図り、米国や他国での活動情報を公式サイトで提供しています。ジョージア州では医師団が無料の甲状腺がん検診日を設け、米国・カナダ・コスタリカ・フィリピンで70以上のサポートグループが定期的に集会を開催。サバイバーやその家族は9月にリストバンドやピンを身につけ、啓発に協力します。

ホッケー・ファイツ・キャンサー啓発月間

毎年10月に開催されるHockey Fights Cancerキャンペーンは、NHL(全米ホッケーリーグ)と連携し、がん全般への認知と資金調達を目的としています。選手やスタッフ、ファンが参加するオンアイスイベントや50/50ラッフル、コンテストが行われ、地元の小児病院の子どもたちがアイスリサーファーの乗車体験やブロードキャストブース訪問、選手との交流を楽しみます。オンラインオークションでサイン入りヘルメットやユニフォームが販売され、2008年には60万ドル以上の寄付金が集まりました。

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