IV期転移性腎細胞がんの症状と痛みについて
米国では生涯のうちに約半数ががんに罹患し、数十万人が命を落とすとされています。腎臓の悪性腫瘍は初期には症状が出にくく、知らぬ間にIV期の転移性腎がんへと進行することがあります。
腎臓がん
米国がん協会によれば、腎臓がんの約9割は腎細胞がん(Renal Cell Carcinoma)で、腎臓のネフロン管を取り巻く細胞組織に異常増殖が起こります。腎盂や尿管に腫瘍ができることもあります。
IV期診断
がんは主にMRIやCTなどの画像診断、血液検査、身体検査で発見され、米国国立がん研究所が定めた0〜IVの5段階でステージが付けられます。ステージ0はがんがまだ広がっていない状態、ステージI〜IIIは腫瘍の大きさやリンパ節への転移の有無、ステージIVはがん細胞が他臓器へ転移した状態を指します。
痛み以外の症状
メイヨークリニックによると、IV期腎臓がんで最も多く見られる症状は血尿、倦怠感、体重減少、時折の発熱です。悪性腎腫瘍はステージIIIまたはIVになるまで症状が現れないことが多いです。
痛みの症状
バージニア大学医療システムの報告では、痛みが出る場合は背中の肋骨下部、すなわち腎臓が位置するあたりに鈍い圧迫感や側腹部の痛みが現れます。ただし個人差が大きく、痛みが全くないケースもあります。
治療法
腎臓や周囲組織の一部または全部を外科的に切除する手術(腎摘除術)が根本的な腫瘍除去に有効です。しかし、転移したがん細胞に対しては化学療法や放射線療法が必要になることがあります。詳細は国立がん研究所の治療情報をご参照ください。
