食道がんのステージ
食道がんと診断された後、医師はがんの進行度を把握するために様々な検査を行います。X線、CT、PET、超音波検査、気管支鏡検査などでがんの広がりを評価し、0期からIV期までのステージに分類します。ステージごとに適切な治療法が選択されます。
ステージ0(0期)
がんが食道の内側の粘膜層にとどまっている最初の段階です。自覚症状はほとんどなく、診断時の5年生存率は80〜90%です。
ステージI(Ⅰ期)
がんが粘膜下層まで浸潤していますが、まだ食道の外には広がっていません。多くの患者は無症状のままです。
ステージII(Ⅱ期)
がんが食道の全層に及び、近くのリンパ節に転移することがあります。飲み込みにくさや食べ物が喉に詰まる感覚が出てくることがあります。
ステージIII(Ⅲ期)
がんが食道壁を越えて周囲組織に広がりますが、遠隔転移はありません。喉の痛み、声がかすれる、頻繁なしゃっくりなどの症状が現れます。
ステージIV(Ⅳ期)
がんが食道から他の臓器や体の部位へ転移した状態です。声がかすれ、体重減少、頻繁なしゃっくりがみられます。
