子宮がん予防のポイント

子宮は妊娠を支える女性の生殖器官で、子宮がんはこの系統で最も頻繁に見られる浸潤性がんです。最も一般的なのは子宮内膜がん(子宮の内膜にできるがん)で、平滑筋肉腫はまれです。閉経後の女性に多く見られ、遺伝的要因などコントロールできないリスクもありますが、生活習慣やホルモン療法でリスクを下げる方法があります。

ホルモン療法は併用がポイント

更年期症状緩和のためにエストロゲン単独でのホルモン補充療法(HRT)を行うと、子宮がんリスクが上昇します。プロゲステロンを加えて「併用ホルモン療法」にすることで、子宮内膜への過剰刺激を抑え、リスク低減が期待できます。

経口避妊薬の利用

経口避妊薬(ピル)を使用すると、子宮がんの発症リスクが大幅に低下します。米国国立がん研究所のデータによると、使用開始から4年で約50%、12年で約72%リスクが減少すると報告されています。ピル使用をやめた後も、リスク低減効果は数年は持続すると考えられています。

食事と体重管理

肥満は子宮がんの重要な危険因子です。飽和脂肪酸を控え、大豆製品や果物・野菜を多く摂取する食事は、体重管理とともにリスク低減に寄与します。適度な運動も推奨されますが、体重減少が必ずしもがん予防に直結するかは明確ではありません。

まとめ

遺伝的要因は変えられませんが、ホルモン療法の選択、経口避妊薬の使用、バランスの取れた食事と適度な運動で、子宮がんリスクを抑えることが可能です。定期的な検診も忘れずに受けましょう。

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