唾液腺がんの治療法

唾液を分泌する喉や口腔内の腺は唾液腺と呼ばれ、食べ物の消化を始める酵素や、喉・口腔内の感染予防に重要な役割を担っています。唇の下や口蓋、頬・唇の内部に腫瘍ができることがあります。

治療のポイント

  1. 放射線やシリカ粉塵、ニッケル合金などの有害物質への曝露、喫煙、野菜が少なく動物性脂肪が多い食事は、唾液腺がんのリスクを高めます。

  2. がんのステージや全身状態、嚥下・会話・咀嚼への影響を考慮し、手術、放射線療法、化学療法のいずれか、または組み合わせで治療を選択します。

  3. 頸部郭清術などでリンパ節や小さな唾液腺に転移した腫瘍を外科的に除去します。手術後は感染、出血、嚥下や発話の障害などのリハビリが必要です。

  4. 外部ビーム放射線療法は、1日1回、週5回、約6週間実施し、腫瘍の縮小や術後の出血・疼痛・嚥下困難の緩和に用いられます。

  5. 化学療法はがん細胞の増殖を抑え、転移を防止します。放射線や手術と併用し、腫瘍縮小を目指します。

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