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卵巣がんはどのように転移しますか?

卵巣がんの転移パターン

卵巣がんは、がん細胞が体内のさまざまな経路を通じて他の臓器や組織に広がります。転移の仕方は以下の通りです。

1. 直接浸潤

がん細胞が卵巣から隣接する卵管、子宮、腸管、腹膜(腹部臓器を覆う脂肪性の膜)へ直接広がります。

2. リンパ系転移

がん細胞がリンパ管に入り、骨盤や腹部のリンパ節、さらには体全体のリンパ節へ転移します。

3. 血流(血行性)転移

がん細胞が血流に乗り、肝臓、肺、脳、骨など遠隔臓器に転移し、転移性腫瘍を形成します。

4. 腹膜内転移(経腹膜転移)

がん細胞が腹腔内に脱落し、腹膜表面に付着して増殖します。これにより腹水がたまり、腹部全体に腫瘍が広がる腹膜癌が起こります。

5. 横隔膜経由の転移

進行したケースでは、がんが横隔膜を通過し、肺や胸膜(肺を覆う膜)にまで広がります。

転移のパターンや範囲は、がんの種類・ステージ、個々の体質、リスク要因などに左右されます。正確な診断とステージングが、適切な治療方針の決定と病状管理に不可欠です。

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