|  | 健康と病気 >  | がん | 卵巣がん

ストリーク卵巣(条状卵巣)とは?

ストリーク卵巣(条状卵巣)とは

ストリーク卵巣は、女性染色体(XX)を持つ人で卵巣組織が未発達、あるいはほとんど存在しない状態を指します。主にターナー症候群に伴って見られ、X染色体の欠失や異常が原因です。

ターナー症候群との関係

ターナー症候群の患者は胎児期に卵巣の発育が阻害され、細く白い条状の組織となります。正常な卵巣の構造や機能が欠如し、卵子(卵子)を産むことも、エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンを分泌することもできません。その結果、不妊やホルモンバランスの乱れが生じます。

臨床的特徴

ストリーク卵巣を持つ人は、主に以下の症状を示します。

  • 一次性無月経(生理が始まらない)
  • 乳房や体毛などの二次性徴の発達不全
  • 身長が低い、ウェブ状の首、心血管系の異常など、ターナー症候群特有の身体的特徴

治療法

ホルモン補充療法(HRT)は、欠乏したエストロゲンとプロゲステロンを外部から供給し、二次性徴の発達や月経周期の調整、骨密度の維持などを促します。

子どもを希望する場合、ドナー卵子を用いた体外受精(IVF)などの補助生殖技術(ART)が検討されますが、すべての患者に適用できるわけではなく、多くは不妊のままです。

卵巣がん - 関連記事