|  | 健康と病気 >  | がん | 卵巣がん

思春期以降、卵巣の表面がざらざらで不均一になるのはなぜ?

卵巣表面が粗く不均一になる原因

思春期に入ると、女性ホルモンの変化で排卵が始まります。排卵が月に一度繰り返されることで、卵巣の表面は次第に特徴的な形状になります。

1. 卵胞の発育

毎月、卵巣内で数個の卵胞が成長します。卵胞は液体で満たされた嚢で、成熟すると卵巣表面に突起として現れます。

2. 排卵

成熟した卵胞が破裂し、卵子が卵管へ放出されます。破裂後の卵胞は収縮し、一時的に黄体(corpus luteum)となります。

3. 黄体と白体

黄体はプロゲステロンなどのホルモンを分泌し、妊娠に備えて子宮を整えます。妊娠が成立しないと、黄体は退縮して白体(corpus albicans)という小さな瘢痕様組織になります。

4. 繰り返しの排卵による蓄積

生殖年齢の間に何千回もの排卵が起こると、卵胞、黄体、白体、そして瘢痕組織が卵巣表面に残ります。その結果、表面は小さな隆起や凹みが混在した粗い・不均一な外観になります。

これらの変化は正常な生理的プロセスの一部であり、卵胞の破裂や卵子の放出を円滑にする役割もあります。

卵巣がん - 関連記事