卵巣の前がん(前癌)とは何か
卵巣の前がん(前癌)とは
卵巣の前がんは、卵巣表面の細胞に起こる異常変化で、がんになる可能性があります。現時点ではまだ悪性ではありませんが、放置すると浸潤性卵巣がんへ進行することがあります。
主なタイプ
最も一般的なのは「漿液性卵管上皮内癌(STIC)」です。その他に「異型過形成」や「境界性腫瘍」などがあります。
診断率とリスク要因
卵巣の前がんは、子宮全摘術(子宮摘出)や卵巣摘出術を受けた女性の約100人に1人の割合で見つかります。肥満、不妊、閉経後の女性に多く見られます。
主な症状
- 異常な膣出血
- 骨盤部の痛み
- 吐き気・嘔吐
- 倦怠感
- 体重減少
これらの症状がある場合は、速やかに医師の診察を受けることが重要です。
治療法
- 卵巣と卵管の外科的切除
- 化学療法
- 放射線療法
治療方針は、前がんのタイプや病期、患者さんの年齢・全身状態によって決定されます。
